「たかが自転車」、でも違反は「即赤切符」ですからね

昨日、ケイタイしながらチャリンコ乗ってるお姉さんがいました。

走行中も、信号で停車中も、ひたすらメールされていましたよ。

さすがにスマホしながらチャリンコしているひとには、まだ遭遇

していませんが、これって前方への注意が散漫になって危ない

ですよねえ。

ということで、「たかが自転車」、「免許いらない気楽さ」でナメて

いるとたいへんな事態になるようです。

公道で後輪のブレーキがついていない自転車を運転したとして

書類送検された人気お笑いコンビ「チュートリアル」の福田さん

が起訴猶予処分となりましたね。

この事例は、福田さんには恐縮ですが、よい警鐘事例になった

んじゃないかと思います。

ブレーキがついていない自転車を公道で運転すると整備不良と

みなされ、５万円以下の罰金を受けることになります。

注記：この５万円以下は、、「反則金」ではなくて、「罰金」です。

フツー、クルマや原チャリを運転していて交通違反を取られると、

その違反が軽微であれば、青切符を切られます。

この青切符を切られて、お金を払うのは「反則金」です。

この反則金（いわゆる青切符）が適用されるのは、交通違反通告

制度というもので、対象は、クルマや原チャリの運転者に限られて

いるため、軽車両である自転車については適用されません。

だから、自転車には「反則金」の概念がなく、違反、即赤切符

になるのです。

ということは、、

「即、赤切符を切られて、起訴されちゃうと前科がついちゃいます　」

自転車だからと軽く考えると、取り返しのつかないことになります。

警視庁は昨年からこの種の違反取り締まりを強化しており、摘発

件数は一昨年が２件だったのが、昨年は６６１件、今年は６月まで

に４７４件となっているそうです。

みなさん、自転車の通行ルールを守って乗りましょう。