昨日のNHKニュースで千葉県東方沖で地震活動が活発になって
おり、今後、比較的大きな地震がある可能性があると伝え、注意す
るようにとの内容でした。
関東ではお馴染のNHKニュースの報道のシーンです。
民放でもなく、玉石混交のネットでもなく、あの公共放送で注意喚起
をしていたのに、ちょっとギクッとしたわけです。
その報道によると、千葉県東方沖では10月26日ごろから小規模な
地震が相次ぎ、千葉県で震度2や1の揺れを観測しているそうです。
こうした活動は、数年ごとに繰り返され、やや規模の大きな地震が
起きることもあるそうです。
注記:
千葉県では1983年、1987年、2003年、2005年、2007年と
補足:
「千葉県東方沖」と呼ばれる海域は、3.11の東関東大震災で破
壊された部分の先にあり、フィリピン海プレートという海底の岩盤が
陸側の岩盤の下に沈み込んでいる影もぐり込んでいることによって、
破壊(大地震)がここで食い止められた場所でもあります。
このため、千葉県東方沖やその周辺では、この影響での地震活動
がそもそも活発なんだそうです。
実際、報道では、地下の岩盤の境目がゆっくりとずれ動く「スロー
スリップ」という現象と見られるわずかな地殻変動が観測されてい
るとのこと。
補足:
日本を取り巻く大陸プレートの位置関係を図解にしたものがネットに
ありました。
この図解を見れば見るほど、危ない場所に住んでいるということが、
よーくわかりますよね。
「相模トラフ」と「南海トラフ」が、ともに沈み込むようなことになれば、
悪夢としか言えないような事態も考えられます。
大震災の余震活動も静まっているわけではないので、引き続き注意
していきましょう。
「注意」ってなによ?
「帰宅困難」になったときの備えということでしょうか?
「災害は忘れたころにやってくる」、そんなことがなければいいのですが。