ディフェンダー90のリアランプを現行丸型のリバースランプ(クリア)に
変える作業を行いました。
これがノーマルのディフェンダー90、50th限定車です。
作業の前に、リアランプの中身をみてみましょう。
まず、リアランプのネジ左右2本を取り除きます。
赤いレンズを取り除くと、反射板と電球が出てきます。
このリアランプは初代のミニクーパーのバックライトと同じものを
使っています。
そして、ランプはLED電球に取り換えしていたのですが、これが
じつは暗かったー。
さて、じつはこの工程は不要でして、このネジを取り外す必要は
なかったのです。
では、角型ランプの取り外しと丸型ランプの取り付け工程を順に
お話ししていきましょう。
1.ボディ裏側にこのようなボルトが2つ出ており、ナットで固定され
ていますので、このナットを取り外していきます。
取り外したナットとワッシャー×2は、丸型ランプに流用しますので
なくさないようにしましょう。
2.このように角型ランプが外れます。
中央の穴から出ている電源線を切断してランプを取り除きます。
3.これで角型ランプが取り外せました。
ご存じのとおり、ディフェンダーのボディはアルミなので、この中央
の穴を拡大していきます。
4.これが取り付ける丸型ランプの裏側です。
電球は上部を回すと取り外せて、交換できるようになっています。
この電球ブラケットの直径3.9mmほどありますので、ボディには
4mmの穴を広げるように開けていきます。
5.では、まず40mmの穴をマジックで書きます。
6.ドリルで円の外周に沿って開けていきます。
7.大きな円周をくり抜いたのち、リューター(なければヤスリ)で
外周をなめらかにしていきます。
さらに丸型は取り付けボルトの穴位置が斜めになっているので、
新たに取り付け用ボルト穴7mmを現物合わせで開けていきます。
これで丸型ランプの取り付けスペースと取り付けボルト穴の加工
は出来上がりです。
作った穴に丸型ランプをセットしたのがこの写真です。
つぎにボディ裏側に、配線用のハーネスを作っていきます。
角型のランプはランプから直接配線が出ているので、丸型のハーネス
仕様だと取り付けができないので加工が必要になります。
それほど難しいものではありませんが、上の写真にある丸型ハーネス
部分に配線コードをそれぞれはんだ付けしたうえ、グルーガンですき間
を埋めました。
私ははんだ工作も大好きなので、この模様はまたのちほどお話しできれ
ばと思っています。
この工作でバック時の後方が明るくなりましたし、ルックスも現行仕様
になり、満足しています。