ディフェンダーのライトは昔ながらの丸形2灯のヘッドライトになっています。
この丸形ヘッドライトなら昔はどこにもあるパーツだったので、割れた場合も
交換も容易だという理由もあったはず。
しかし、現在では丸型や四角形のヘッドライトのほうが、「異形」と呼ばれて
もいいくらいの希少な存在になってしまいました。
さて、そのヘッドライトの光軸がずれて、前方のクルマがまぶしそうなので、
光軸調整を行いました。
ちなみにディフェンダーのヘッドライトの構造はこのようになっています。
そして、ヘッドライトの光軸調整は以下の二つのネジをマイナスドライバー
で回すことによって調整します。
上にあるネジが「上下の調整」、横にあるネジが「左右の調整」になって
います。
調整の方法なのですが、車検対応ではなく対向車のまぶしさ対応と
いうこと、そしてまったくの自己流ということをご理解下さい。
(カー用品店とかディーラーで機械を使ってきちんと調整してもらうの
がいちばん正確な方法なのは言うまでもありません)
1.壁から5m~10mほどの場所に車を止められる場所を探します。
そして壁に向かってライトを点灯します。
2.まず、壁に映ったライトの明かりの中心にガムテープ等で目印を
付けます。
3.うえで説明したネジを動かして調整していきますが、やり方としては、
まずロービームにして、左右のうち問題のない方を目安にして、それ
に合せるように調整するのがわかりやすいと思います。
4.もしHID化してヘッドライトを付け替えたような場合、まずはどちらか
一方のライトを基準になるよう仕立てます。
5.ディフェンダーの場合、トラックと同じようにライトの位置が高いので、
ライトの前方に行き、乗用車の座席位置までしゃがんでまぶしくない
位置を見極めます。
6.その位置を壁にマーキングして光軸の中心を調整していきます。
7.続いてもう片方をそれと同じ位置に調整してきます。
ここでは両方とも同じ光軸の位置になっているかよく確認して調整し
ていきます。ここで狂いがあるとがちゃ目になってしまいます。
8.上下の調整が終わったら、左右の位置調整ですが、これは左右が
平行もしくはじゃっかん広がっている状態に調整していきます。
ここはわりといい加減にやっても、極端でない限りなんとかなります。
こんな感じで調整していきましょう。
イメージとしては、やってみておかしければ微調整してを何回か繰り返し
行うという感じです。