アメリカの「債務上限」引き上げ報道への雑感

米上院は2日(日本時間3日未明)、債務上限の引き上げと財政再建策に

関する法案の採決を行い、74対26の賛成多数で可決したそうで、これで、

アメリカの債務不履行という最悪の事態は避けられることになりました。

shuttlexの備忘録と私的雑感

しかし、この報道、金融・財政に素人な私の感想としては、

「アメリカってなんて健全な国なんだろう!」

と思ったのです。

これ以上の借金はしちゃだめよという「債務上限」があること自体が

ある意味、健全ではないかと思うのです。

だれか教えてほしいのですが、

日本にはアメリカのような「債務上限」というものがあるのでしょうか?

まあ、個人でいえば、「与信限度額」的なものでしょうか。

しかし、債務残高(個人でいう借金)のヤバさは、借金してる人の収入

や資産によって変わってきますよね。

年収が3000万くらいあるひとが、100万の借金をしてもまだ余裕で

すが、年収が300万くらいのひとが、100万の借金はキツイですよね。

財務省が出している日本の歳入(収入)と歳出(支出)を見てみると、

shuttlexの備忘録と私的雑感

もう、家庭なら、家計はさながら火の車状態になっています。

こんな家計だと、借金するか、持ってる資産を取り崩すしか家計を

維持していくことはできませんよね。

日本は世界中にお金を貸しているし、持ってるお金も多いんだから

他国とは違うんだという論調も聞きますが、、

アメリカのことを対岸の火事みたいに思ってちゃ、いけないようです。

日本国のバランスシート(貸借対照表)、どこかに掲載してないもの

でしょうか?