みなさま、こんばんは。遅くに更新させていただきます。
このブログ、いったん18時40分頃にアップはしたのですが、内容的に
野口さんのブログをみて、夕飯前に気持ち悪くなるかたが出てはと思い、
急きょ取り消したブログです。
(もしタイトルだけでも案内が届いたかたには申し訳ございませんでした)
この時間ならば、もういいかと思いましてアップさせていただきます。
大震災に際して、「被災地に寝袋を」の活動を続けられてきたアルピニスト
野口健さんのブログを、お気に入りに入れている私なのですが、、、
29日付のブログで野口さんのプライベートな八ケ岳縦走のビデオを楽し
く拝見しておりました。
それが一転、7月30日付のブログでは、「福島第一原発、20km圏内の
世界」と題して、許可を得て、原発20km圏内に入ったときの様子をアップ
されています。
その写真から描き出された20km圏内の世界とは、かなりショッキングな
ものです。
いままで、放置されて餓死した牛や豚、町をさまよう牛やイヌの姿なんて
いうのは、メジャーな報道機関ではほとんど伝えられることはなく、もっぱ
らフリーのカメラマンとか動物愛護団体からだったように思います。
そして、今回の写真も報道機関ではなくて、いわばひとりのボランティア
のブログからです。
どうして、このような現実世界をもっと報道機関は伝えられないのでしょうか?
しかし、修羅場のなかを生き残った豚や牛にしても、安楽死という名の殺
処分が待っているとおもうと、無念でなりません。
お釈迦様の教えではありませんが、
生きものたちは、苦なる現実のなかで、それぞれ自分の生存をかけて
戦っています。ただ幸いあれと祈らずにはいられない心境です。