「千葉県東方沖(房総沖)」を震源とする地震についての一考察

みなさん、こんにちは。

昨日の朝のブログで震度5クラスの地震に慣れてしまったのかと

いうことを書いたのですが、昨夜、午後8時55分頃、千葉県東方

沖を震源とする地震があり、茨城県取手市と埼玉県宮代町で震度

3を観測しましたね。

ここ最近、地震が活発になっているように思いませんか?

まあ、大震災から1年くらいは地震が増えたり減ったりを繰り返す

とは言われていますが・・・。

昨夜の地震震度5でも慣れた?というわけですから、震度3程度

では話題にすらあがらないのかもしれませんが、、

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千葉県東方沖地震(房総沖)というと、日本の地震専門家や米

科学誌「サイエンス」で、カリフォルニア工科大学の研究チーム

茨城県沖で巨大地震の可能性といっている海域の隣りです。

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この房総沖も過去大きな地震に見舞われていますので、今日は

「千葉県東方沖(房総沖)」を震源とする地震について考察してみ

たいと思います。

もちろん、素人が情報を寄せ集めてお話しするだけですからと、

前置きしておきます。

では、東日本大震災での震源と破壊された領域、それに房総沖の

位置関係をわかりやすくしてみた図がこちらになります。

3月11日に発生した大地震により破壊されたエリアが宮城、福島、

茨城の海域になります。きわめて広範囲に破壊が発生しています。

shuttlexの備忘録と私的雑感

そして、その南端にあたる「房総沖」という海域についてウィキペ

ディアの情報によると、

房総沖は、北米プレートと太平洋プレートの境界域である、日本

海溝の南端部に当たります。

ウィキペディアから引用した図です。日本海溝の位置が赤線で示

されています。

shuttlexの備忘録と私的雑感

この日本海溝とは、東日本沖の太平洋底に、海岸線にほぼ並行

して存在する海溝のことで、北は、北海道の襟裳岬沖で大きく東

に曲がって千島海溝へと続き、南は、房総半島沖でやや東に曲が

り、伊豆・小笠原海溝へ続いています。

この日本海溝の周辺では大陸プレートがぶつかり合うため、多く

地震が発生しています。

さらに日本を取り巻く大陸プレートの位置関係がわかる図がネット

にありました。

shuttlexの備忘録と私的雑感

太平洋プレートと北米プレートのぶつかりあう日本海溝に加え、

さらに、この地域は北米プレートにフィリピン海プレートが沈み

込んでいるため、フィリピン海プレート内部での地震の可能性も

あるそうです。

さらに「過去の房総沖地震」についてのウィキペディア情報では、

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1677年11月4日(延宝5年)   延宝房総沖地震(M8.0)

1909年3月13日(明治42年)  房総沖地震(M7.5)

1953年11月16日(昭和28年) 房総沖地震(M7.4)

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房総沖は、規模や震源域にもよりますが、過去の例では比較的

地震の揺れが小さいことが多いようです。

過去の記録では、延宝房総沖地震でも揺れは比較的小さく、

震度5弱くらいと推測されています。

※1677年11月4日(延宝5年10月9日)に発生した地震で、地震

規模はマグニチュード8.1、揺れは顕著でなかったが、千葉県、

茨城県福島県の沿岸部に大津波が襲来し、被害は流されたり

潰れた家が1893軒、死者数569人とされています。

政府地震調査委員会の2011年4月11日の会合で、房総沖に

おいてもM7からM8程度の地震が誘発される可能性があるとの

見解を発表しています。

うーん、房総沖の地震で怖いのは津波なのか・・・。

ちょっとやばいですね。

追記:

経産省資源エネルギー庁が不適切な震災や原発関係のツイッター

ブログを監視をするとの情報が流れていますね。

ネットでは、言論統制だとか、ぎゃあぎゃあ言っています。

まあ、ツイッターとかブログの情報なんて「玉石混交」ですからね。

そもそも、ツイッターとかブログの情報は、ほどほどに、ネタ程度に

考えておくのが基本でしょう。

「その情報ツイッターで流れてきた!」

「ブログで誰かが書いていた・・・」

そんなもんで鵜呑みに信用してはなりません。

ということで、ひるがえって今日のブログは、肌感覚というのかなあ、

漠然と関東にお住まいの方が持っておられるだろう、、

「まっ、いつかここにもやってくるかもしれない」

ということを、やっぱりこの大地は危なっかしい場所にあるんだという

点において、少し考察してみただけのことです。