みなさま、こんにちは。
昨日、ノルウェイでたいへんな惨事が発生しましたね。
この惨事でお亡くなりになられたみなさまのご冥福をお祈りいたします。
あんな小さな島でこんな事態に遭遇したら、私ならどうするだろうなんて
考え込んでしまいました。
そうしていたら、不謹慎かもしれませんが、ふと、あの映画を思い出した
のです。ということで、久しぶりに私の好きな戦争映画のお話しでもしよ
うかと思います。
さて、その映画は、、
「極寒激戦地アルデンヌ~西部戦線1944~」です。
第二次世界大戦でのマルメディ事件(ドイツ軍による捕虜虐殺事件)を
扱った2003年のアメリカ映画です。
ちなみに、この虐殺事件は、ひとりのアメリカ兵が逃亡しようとしたこと
をきっかけに発生した偶発的なものだとされています。
さて、この虐殺のなか、運よく生き残った4人のアメリカ兵がいたのです。
ガンダーソン二等軍曹とディーコン(ディーク)伍長、それに衛生兵の
クルドとケンドリック。
そこから、この4人とのちに加わるイギリス軍兵士と、必死の生還劇が
始まるのです。
まあ、捕虜だったわけですから、持っているものはライフル一丁くらい、
敵地マルメディ(ベルギー)から連合軍の陣地まで、意気盛んなドイツ
機甲師団のいる眼前を突破して行くのです。
しかし、この映画、パッケージのような激しい戦闘シーンは少なく、味方
の陣地に向け、逃げ回っているという、どちらかというと地味で暗い映画
なんですが、これが、テレビドラマの名作「バンド・オブ・ブラザーズ」
ばりの緊迫感があって、けっこう印象に残る映画でした。
日曜の午後、暇つぶしにちょうどよい映画です。