ディフェンダーはアルミ製ボディで錆びないと思われているかたも
いらっしゃるかもしれませんが、オーナーさんなら知っている、しっ
かり錆びます。しかも思いっきり目立ちます。(笑)
今回は、わりと見落としがちな、リアドア下部の「錆び」についての対処
方法を、考えてみたいと思います。
この錆びの主因になるのが、リアウインドウの構造的問題である、ブチ
ルゴム(シーリング)の劣化と、リアドアノブ部の錆びによる穴あき等で
の雨の浸入です。
雨の浸入で腐食が始まると、最悪、下の画像のようなひどい状態となり、
板金もできなくなる事態に陥る可能性もあるようです。
じつは、ディフェンダー90、110にかかわらず、リアドアの下部が錆びで
ぼこぼこになっているものをたくさんみかけます。
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しかも、錆びている個所がどのディフェンダーも、ドアの端と中央部に
集中しているのです。
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その原因として考えられるのは、
1.ちょうどウインドウやドアラッチ部分から浸入する雨がドアの形状に
そって流れているのではないかと思われること
2.さらに内部に漏れた雨は下部が袋小路になっているため、蒸発する
までこの下部で溜まっているのではないかと思われること
3.雨の浸入は、ウインドウシールドの劣化からくるクラックからの浸入と、
ドアラッチからの水の浸入が多いように思います。
画像は内部に張られたビニールシールドを取り去った状態での写真と
思われます。
拡大した写真がありましたので掲載しておきます
もちろん、入ってくる雨水や洗車時の水の浸入を防止することが先決
ですが、このドア下部に水抜きの穴を設けてやろうかと思案しています。
1.10mmくらいの穴の開けて、そこに通常はゴムパッキンを取り付け、
雨の時期はこのパッキンを外して、雨が抜け出るようにしてやる。
2.開けた穴から、内部に腐食防止のスプレーを吹きかけ腐食の進行
を抑える対策を施す
こんな対策を行なってみようと考えています。
みなさんが行っている対策などあれば、ご教授いただければ幸いです。
この対策の模様と結果は、また後日、ブログにまとめてみます。