GWという連続休暇を考える

私のブログの論客である、おおぞらバードさんから以下のコメント

をいただきましたので、お昼休みにちゃちゃっと書いてみます。

おおぞらバード氏のコメントは以下の通りです。

-----------------------------------------------------

毎年思うのですが、日本人の大半が一斉に大移動、大渋滞に

巻き込まれ、大混雑の行楽地で疲れ果て、その結果は、ヘトヘ

トクタクタのGW。

そもそも、疲れを取り、心機一転リフレッシュが目的なのに、これ

では全く本末転倒!

こんな阿呆なことを、毎年繰り返している国民が果たしているのか?

少なくとも先進諸国では、各自の都合に合わせバカンスをとる

のが一般なのに。

休日の取り方について、日本はまだまだ後進国だとつくづく思う

のです。

------------------------------------------------------

国が決めてもらわないと、まとまった休みが取りづらいという

のも事実ですね。

ハッピーマンデー制度なんかができたときは、素直に喜んだもの

です。

一方で、ヨーロッパ諸国では1ヶ月くらいの休暇を取るのは労働者

の権利として認められている国が多いし、 アメリカでは1週間くらい

の休暇を何度か取る人も多いとも聞きます。

--------------------------------------------------------

しかし、だから「日本はここがへん!」、なんて紋切り型にいう

つもりはないのです。

--------------------------------------------------------

みなさんもそうでしょうが、会社にいると、仕事は知らず知らずいろ

んな部署やお取引様と関わりあってやっていることが多いので、

一人で自己完結できるものって、そう多くないというのもまた事実

なわけです。

そうなると、慶弔などで休みをとるときにも、まわりのひととの調整

がたいへんなのに、ましてや、まとまった休暇なんていうのは会社

としての支援制度がなけりゃ、個人としては難しいですよね。

さらには、チームプレイを大切にする日本人としては、メンタル面で

の風土もまたあるのでしょう。

ましては、この不況に311の大震災で、どこも人を切り詰めてやっ

ていますし。。

でも、一方では、一人が休むと仕事に支障をきたすような仕事

仕組みってのもどうかと思うわけです。

大震災以降というもの、会社に来れない場合に、その仕事をだれが

どう支援していくのかという問題がうちに会社でも浮上しています。

いわゆるBCP(事業継続計画)ってやつです。

そしてもうひとつの側面、それは、戦後の復興では日本人がみんな、

結束してがむしゃらに働いたことで、今日の繁栄があるというのもま

た事実ですよね。

今回の東日本大震災から復興していくプロセスでは、がむしゃらに

ひたむきに働くというのもどこかに必要じゃないかとは思うのですが、

そのころの諸先輩方のように、今の我々が働けるかというと・・・・。

すいません、とっ散らかってしまって、、連休明けのお昼にちょっと

考えてみました。