GWに観たDVD『戦場のピアニスト』についての雑感

私は戦争映画が好きなので、このGWはDVDで映画鑑賞をし

ておりました。

今回、久々に鑑賞したのがこの『戦場のピアニスト』です。

ご存じの通り、この映画は実話であり、一般人の目線で淡々と

戦争というものを描き出したところが強く印象に残る作品です。

いちばんのみどころというと、シュピルマンとドイツ軍大尉の

ホーゼンフェルトが出会うシーンでしょう。

この数分の出来事のために、あの凄惨な戦乱を生き抜いてきた

かとさえ思えます。

大尉がはピアノ演奏に感動してシュピルマンを助けたというよ

うに考えていましたが、なんとこのひと、実はもう一人のシン

ドラー、あるいは日本の杉原千畝のようなひとなんだそうです。

戦争中、ずっとナチのユダヤ人政策に反感を抱き、多くのユダ

ヤ人を助けた人物なのです。

さて、すべて奪われてもなお生きようとするシュピルマンが、

大尉に殺されてしまうのかという緊迫感の中弾いたピアノの音。

私の好きなショパンの『Ballade No.1 in G minor Op.23』

です。