昨夜もそして今日も朝から大きな地震がありました。
被災されたひとはもとより、余震もこんなに多いといつまで
も心休まりません。
じつはあの大震災の日から、どうもおなかの調子がよく
ないのです。
そして、アレルギーからくる咳が止まらなくなりました。
津波の映像を見てトラウマになってしまったり、
緊急地震速報のブザー音を聞いてびびったり、
いつまでも止まない余震に不安になったり、
見えない放射能に怯えたり、
あまりに非日常的なことばかりが続いているもんだから、
精神が疲労してしまっているのだろうと思います。
仕事でストレスが貯まって胃腸炎になったりするのと
いっしょの原理かもしれません。
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さらに、毎日報道で流される被災者のあまりのむごい
現実に共感して疲労してしまうひともいるんだそうです。
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ちょっとネットで調べてみましたら、臨床心理学の世界で
「共感疲労」と呼ばれているんだそうです。
いままでは、災害時に被災地に入る医療関係者やボラン
ティアによく見られ、相手の境遇を考え過ぎるあまり、自分
の精神までへとへとになってしまうのだそうです。
いままでボランティアなどの支援などでは、直接被害に
遭っていないことで、
「自分とは違うんだ」と捉えることで、心のバランスを
保ってきました。
しかし、今回の震災はあまりにも規模の大きい災害で、
あまりにもむごい現実があるわけです。
さらに関東周辺では余震というには大きい地震が続いて
おり、次は我が身なんて、ついつい考えてしまいます。
被災者の身になって考えてしまうことはこれからも続くので、
この共感疲労を起こす人がますます増えてくると思います。
ほんとうに、最後は神頼みしかないのでしょうか?