ディフェンダーのガラスモールを点検する

現在、ディフェンダー、それもショートボディの90は基本的に中古

を購入することになります。

発売から10年以上経過して、走行距離も10万近くになっている

クルマが多いと思います。

10年も経過してくると、ウインドウのモールが劣化してスポンジ

状になっている中古車をよくみかけます

これが雨漏りの一因になっている場合もあるので、このモール部分

をしっかり目視で点検することをお勧めします。

それではチェックポイントをお話ししていきましょう。

【こちらはフロントウインドウです】

下の赤丸のアール(弧)の部分をよくみてみてください。

微細なひび割れがでていませんか?

触ってみてください。こするとボロボロと落ちるような状態になって

はいませんか?

shuttlexの備忘録と私的雑感

【もっとわかりやすい画像がありました】

アールの部分には常にストレスがかかっているのでひび割れが

多く発生しています。

これが進むと脱落まではないものの、雨漏れの浸入経路となって

しまいます。

shuttlexの備忘録と私的雑感

【そしてこれがアルパインウインドウです】

こちらは直接日光に当たるため、一見してゴム全体がざらざらして

スポンジ状になっていることが多いです。

shuttlexの備忘録と私的雑感

【これが拡大したところです】

写真からもゴム表面がざらざらになっている様子がわかります。

ここの劣化も雨漏れの原因となります。

shuttlexの備忘録と私的雑感

【これがリア両サイドにあるウインドウモール部分です】

ここも他と同じように劣化していませんか?

shuttlexの備忘録と私的雑感

【そして次はルーフにあるこのモール部分です】

ここは一見すると大丈夫そうなのですが、接合面の接着剤が劣化

していて、ここから雨漏りしてくる場合があるようです。

またサンルーフそのものの建て付けが悪くなって雨漏れが発生す

る場合もあるようです。

このルーフのモールを交換はうまくやらないと逆に状況を悪化する

ことがあるという情報を専門店のブログで読んだことがあります。

shuttlexの備忘録と私的雑感

このモール部分が劣化している場合は、これから購入を検討して

おられる状況なら販売店さんに交換について交渉してみましょう。

すでに購入されている場合は、お金を貯めましょう。(笑)

販売店に相談するか、ご自身でクルマのガラス交換をやっている

専門店を見つけて金額を聞き、他に安く交換してもらえるところが

ないか探しましょう。全部やるならいくらにしておくって交渉が可能

かもしれません。

私の場合、知り合いの中古販売店の紹介で購入時に交換しました。

フロント、アルパイン、リアと3か所の交換で新品モール代も入れて

6万円くらいだっと記憶しています。

とにかく、このクルマと末永くつき合いたいと思うなら、このモール

対策をしっかりやられることをお勧めします。