先週の土曜日にNHKの「追跡!AtoZ」という番組で、都会で急増
している空き屋問題を取り上げていました。
放送内容はこんな感じでした。(番組ホームページより転載)
住宅地として人気の高い、東京都世田谷区や杉並区。
今、家主不在で放置されたままの空き家が増え、ゴミの不法投棄、
火事の危険など、付近の住民の暮らしを不安に陥れている。
この10年で東京都内の空き家はおよそ1.5倍に増え、10万戸を
超えている。こうした“迷惑空き家”はなぜ放置されているのか。
追跡チームは“消えた家主”の消息を徹底的に追う。
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放置され荒れ放題になっていても、私有地なので手出しができず、
行政もお手上げ状態なんだそうです。
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放置されている空屋の家主はどこに消えたのか?
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付近の住人に訊いても、誰ひとり家主がどこに行ったか知らない。
他県から入ってきた住人の街なのでもあり、地縁が薄く、家主の
所在はおろか、以前の暮らしぶりもまるでわからないのだ。
付近の住民から苦情を受けて、区役所が戸籍等で家族に連絡しても、
「どこへ行ったか知らない」、「関わり合いたくない」と、血縁の薄まりに
よって家主に辿りつけないケースが多いとのこと。
番組では、地縁・血縁という人のつながりが希薄化した現代の東京を
浮き彫りにしていました。
さて、ここでよーく考えてみると、私を例にとってみても、
1.地縁のない場所に住んでいる
2.地域交流の行事にもあまり参加していない
3.まわり数軒で、あいさつをする程度の交流しかない
そうすると、この先、家族とのつながりをしっかりしていないと、
同じような末路を辿るのは必定かもしれません。