たまたま、宿となったホテルの近くに「花見小路通」という、むかし
ながらの京の町並みが再現された通りがあるのを発見しました。
メインストリートになるそうです。
石畳の通りに町並みが溶け込んでいて、タイムスリップしたような
感覚になりながら、しばしの建物探索を楽しみました。
元旦の朝で人通りもほとんどなく、古都らしい静かな散策でした。
この花見小路通りの歴史は新しく、できたのは明治時代のことで、
この通りの先にある建仁寺に続く参道として作られたのが始まりの
ようです。
たしか、この風景はどこかでみたことがあると思っていたら、そうだ
飛騨高山市の町並みといっしょだなあ。
まあ、こちらのほうが本家本元なんですけどね。
この通りには、お茶屋さんや料理屋さんが立ち並んでいます。
そんな小路で発見したのが、この郵便ポストです。
昭和のなつかしいこのポストが、とても町並みに溶けこんでおりました。
高速道路の通行止めというアクシデントでの京都滞在でしたが、
京都の歴史を感じた小さな旅になりました。