京都八坂神社に初詣をしてきました

高速道路の通行止めで、年末年始を京都で過ごすことになったので、

こうなったら京都の年末年始を満喫しようと、ホテルのフロントさんに

訊いて八坂神社の初詣に向かいました。

ホテルからすぐに八坂神社があるのですが、すでに多くの参拝客が

神社に向かっており、私もその列にそって進んでいきました。

警備の警察官の誘導にそって、裏通りから八坂神社の参道である

四条通りに向かいました。

大晦日の午後11時から翌午前5時頃まで歩行者天国となっており、

すでに大勢の参拝者で埋めつくされていました。

八坂神社は例年30万人もの人出のある場所なんだと改めて感じ

ましたね。

私は前方の楼門からこれくらいの位置に並ぶことになりました。

shuttlexの備忘録と私的雑感

前にも後ろにも、おどろくばかりのひと、ひと、ひと。。

時間は23時40分くらいでしたでしょうか?

午前0時間際になると、まわりの若者グループがカウントダウンを

始め、0時になると群衆のあちこちから「おめでとう!!」という声が

が聞こえてきました。

こういう経験もなかなかいいもんだなあと思いました。

さて、0時に開門されてからも、10分ごとに数メートル前に進むという

感じで、ひたすら入場を待ちます。

元旦の京都はかなり冷え込んで寒いのですが、身体を群衆のなかに

静めるとまわりの体温でそこそこ暖かいのです。

待つこと1時間40分、やっと列の最前列にたどり着きました。

shuttlexの備忘録と私的雑感

最前列にはロープを張って、数十名の警察官が警備にあたって

おられます。

まず、前方の交差点を渡って参拝できるひとをロープを上げて

誘導します。

規定の人数になるとロープを下ろして進入できないようにしていく

というものです。

もし、連れを行き別れになったらどうするんだろうと思っていたら、

そこは警察官、絶対に中に入れないそうです。

行き別れになって、彼女もなかに入れろと文句いってる兄ちゃんに、

「それならここで待っていっしょにいきなさい」って、びしっと言って

ました。

さて、警備している若い京都府警の兄ちゃんに、「ご苦労さまです」と

声を掛けたら、いろいろ教えてくれました。

今日は朝方4時まで警備の予定なんだそうで、でも、この群衆は

3時くらいにはなくなって、普通に参拝できるようになるんだそうです。

また、この待ち時間で寒さに負けたり、トイレに行きたくなって列を

離れると一切もとの場所には戻さないそうです。

まあ、そうだよね。

初詣するのも、忍耐と根性が必要なんだよなあ。

やっと楼門をくぐり境内に入っていくと、こちらが本堂。

ここでも順番にお祈りしていきます。

shuttlexの備忘録と私的雑感

おみくじをひいて、お守りを買うと早々に誘導の警察官から、止まらないで

参拝順路にそって進むよう促されます。

当然来た楼門からは出ることができませんので、参道を知恩院

向かって進みます。

shuttlexの備忘録と私的雑感

出たところが丸山公園、さらにそこを通り抜けると、知恩院三門

(国宝)が見えてきました。

ライトアップされていてとてもでかい三門がさらに大きく見えます。

shuttlexの備忘録と私的雑感

知恩院というと、浄土宗の総本山ですよね。

宗祖・法然が後半生を過ごし、没したゆかりの地に建てられた寺院で、

現在のような大規模な伽藍が建立されたのは、江戸時代以降なんだ

そうです。

それにしても寒い、寒い。。

京都の冬は寒いと聞きますが、さらにこの寒波ですごく寒い元旦でした。

手はかじかむし、これくらい寒いと思ったことはないほど、身体が冷え

切っていました。

知恩院を出て参拝を終わった私はまたもとの大通りにでて、売店で

甘酒を買って飲みながら、大通りを大きく迂回する経路でホテルに

戻りました。

それにしても、長い長い初詣でございました。