登山・トレッキング

営業小屋のヘリ輸送の危機についての雑感など

最近は登山をさぼっている私ですが、アルプスの営業小屋の小屋番さんのブログは毎日読んでいて、山の様子をウォッチしています。 そのなか、雲の平山荘のオーナー伊藤二朗氏がブログを読んで、なるほどと思ったので書いておきます。 そのブログによれば、こ…

天気まかせの山行ができるひとって羨ましいなあ

9月に入ってからまずまずのお天気が続いているようで、北アルプスの小屋番さんのブログによれば、平日にもかかわらず、北アルプスの営業小屋は賑わっているようです。 そんなブログを見るにつけ、天候に合わせて山行日程を臨機応変に変えられる人って、どん…

これからの測位システムは「みちびき」を受信できるかがポイントですね

みちびきの打ち上げが17日以降に延期されたとのことですが、今日はみちびきについて書いてみます。 私のカロナビはGPSを満足に拾うこともできない体たらくな状況ですが、世の中、みちびき打ち上げで 今年中に4基体制となり、その制度はGPSの10mから、なんと…

鳥海山、水要らず?、初心者におすすめ?な山でした。

山形県と秋田県の県境に位置する、鳥海山(2,236m)に登ってきました。 今回は頂上へ行く最短コースの「湯の台コース」を選択しました。パンフレットには駐車場やトイレが完備されていて初心者におすすめとのこと。 しかし、実際に出かけてみてネットの情報…

梅雨明け前に白馬に出かけてきました

今年の夏山は「白馬岳」の雪渓を登って白馬岳、小蓮華山、白馬大池 乗鞍岳を巡り、栂池ロープウェイに至る、極々オーソドックスなコース となりました。 実際には白馬頂上山荘先の分岐から杓子岳までピストン山行をした ので、当初は楽勝コースと思っていた…

両神山日向大谷ルート、新緑のなか気持ちのより山行でした

久しぶりに埼玉県の百名山、両神山に登ってきました。 昨日は晴れ予想が出ていたことから、登山やハイキング に出かけるひとをたくさん見かけました。 コースはもっともポピュラーな日向大谷ルートです。 残念ながら天気はよいものの、空は霞がかかって、 遠…

両神山荘でコーラのあてに漬物をいだだきました

この時期、山から下山したとき、真っ先に欲しく なるのが炭酸系のジュースなのです。 一足お先に下山した私は、クルマで着替えを終え、 登山口にある民宿両神山荘に炭酸飲料を買いに いきました。 コカ・コーラの500mlボトルがお値段200円と、意外 にリー…

体育の日連休、登山自粛のお願いへの雑感について

この連休で北アルプスの営業小屋の多くが営業を終了します。 しかし、今回の連休は高い山では積雪でのリスクがかなり高いようで、遭難事故が2年に一度のペースで発生するということから、北アルプスの山小屋では登山自粛を呼び掛けています。 岳沢小屋の警…

道を譲らぬツアー客にでくわしました

なるべく人気のある山には、最盛期には行かないに越したことはないとは思っていながら、夏場の天候安定という絶対条件もあり、今回の登山となりました。 今回、槍ヶ岳の穂先では多くの登山者がいましたが、さほどの混乱もなく無事に登頂できてよかったのです…

夕陽に染まる槍ヶ岳、そこには秋を告げる花が咲いていました

槍ヶ岳の穂先からすぐ手前に小高い小山があります。ここから槍ヶ岳山荘を上部から眺めたものです。 じつはこの場所、夕陽や朝日を眺める絶好のポイントとなっているのでここで穂先が紅色に染まるのを待っていました。 待つことしばし、だんだん槍ヶ岳の穂先…

槍ヶ岳の穂先、鉄梯子と鎖がなければロッククライミングだよな

槍ヶ岳に来たのなら、登らずには帰られないのが穂先(山頂)でしょうか。垂直の鉄梯子や鎖場がいくつもあって、ちょっとしたアクロバット気分を味わえるわけです。 私はここには3回訪れましたが、前回来たときからずいぶん年月が経っているので、また新鮮な…

双六小屋の食事はかなりレベルが高いと思いました

小屋に着いてから数時間すると夕暮れとなりました。小屋にも電灯が灯ります。 厨房では従業員さんが忙しそうに働いておられます。じつは4時30分から1回目の夕食は始まりますので、夕暮れのこの時間はほぼ出し終えた段階でしょうか。 さて、これが夕食の…

双六小屋の内部をお伝えします

取りあえず、小屋前のベンチで生ビールで到着の乾杯しました。 まずはさっそく双六小屋に入り、宿泊の手続きをします。 入ってすぐ右に飲料の販売機があります。缶ビールに缶酎ハイ、ペットボトル飲料など そして正面に受付けと売店があります。 受付けを終…

槍ヶ岳に大量の韓国ツアー客、なんでこんなに多いのか?

北アルプス裏銀座に登山してきた記録をブログに書き留めて置きます。 ブログにも書いておりましたが、7月末から8月2日にかけて、登山に出掛けてきました。 通常、7月末から8月初旬ごろは天候も安定するため、夏山登山の最盛期で、有名な山域には多くの…

槍ヶ岳山荘、山よりカナトコ雲を眺める夕方でした。

お昼すぎに槍ヶ岳山荘に到着したとき、雄大にそびえる槍の穂先の右側(東の空)にかなり発達している積乱雲がありました。 じつはわたくし、こんなもくもくの雲も好きなのです。 槍ヶ岳山荘前のベンチに座って、ずっとこの雲の行方を眺めていました。この積…

なつかしい双六小屋、そして鷲羽岳を望む

学生時代に登った経験がある裏銀座コース。新穂高温泉からわさび平小屋、鏡平小屋を経て、ひらすら歩いた先に見えてきたのが赤い屋根の双六小屋、そしてその先には雄大な鷲羽岳です。 学生時代に、この場所からみた鷲羽岳の姿がずっと忘れられずにいました。…

2015年改訂の「山と高原地図」を見ながらルート確認するの巻き

登山するひとにはお馴染みの「山と高原地図」が、2015年版から順次、全面改訂されていきます。 まもなく出掛けることにしている「槍ヶ岳・穂高岳」も該当していたので、再購入してきました。 改訂版でなにが違うかというと、ルートの拡大図があったり、磁北…

トレラン用SILVA「Trail RunnerⅡ」フラット光いいですね

ライト(光り物)マニアを自認している私ですが、前回の雲取山登山の車中泊で活躍したのが、このヘッドライト。 SILVA「Trail RunnerⅡ」 森や山道を走るトレイルランナーをターゲットにしたコンパクトなデザインが気に入ったのです。 このヘッドライトのおも…

雲取山-三峰ルート、目標3時間のコースタイムに挑む

日曜日は天気回復するとの予報を得て、東京都の最高峰「雲取山」に日帰り登山に出掛けてきました。 当日、8時前の雲取山山頂、いつもは混み合う山頂も時間が早いのでそこにいたのは3名のみと、晴天の山頂を満喫できました。 ちなみに、赤い服を着た方は私と…

登山用品専門店についての備忘録

登山に復帰した私が専門店で肌に感じたことというと、、 1.山の道具がめっちゃ進化している2.しかも、カラフルでおしゃれになっている この二つでしょうか。 と、いうことで、私がよく通う、東京都内および近郊の登山専門店を備忘録として書いておきます…

「登山届」の義務化への雑感について

御嶽山噴火では、登山届を提出していた人が限られていたことが、確認作業を難航させる要因になったそうです。 このことから、活火山については、「登山届」の提出を義務化する方向で議論が進められているそうです。 二次災害のリスクが高いなか、千人以上の…

ペツルRXPの「リアクティブモード」に期待しています

ライトマニアでもある私は、今回、ペツルのヘッドライトRXPを購入しました。 ヘッドライトとしては1万円以上する高級なライトですが、先進の機能を備えているのですよ。 このヘッドライトは、「リアクティブモード」といって、 前面の光センサーが、視線…

秋めく北八ヶ岳、早朝登山で静かな山行を楽しみました

秋分の日の早朝、といっても山の6時ですからそんなに早くはありませんが、朝食をしっかり食べて、茶臼山に向け出発しました。これで馬力が付いたのか、けっこうハイペースで周遊することができたように思います。 このため出発から先、縞枯山荘の先までは登…

今日は登山日和?ここはどこでしょう?

みなさま、おはようございます。 今日は天気がよさそうなので、本日未明にクルマで出発し、長野県茅野市と佐久穂町との県境に近い、ある場所にディフェンダーでやってきました。 これは峠にある山荘ですが、ここはどこかわかるひと、いますか? いまは霧がか…

晴天連休、山は大渋滞。ダメ天気ゆえの「必然の帰結」ですね

連休最終日はまたいつもの鉛色の雲が広がっています。気温もめっきり涼しくなり、秋めいてきしたね。 さて、この連休はよい天気に恵まれたことで、北アルプスをはじめ、メジャーな山域は、どこも登山者で混雑したようです。 たとえば、昨日、北アルプスの名…

トレランしないけど、新型「petzl NAO2」に物欲が…

トレランで夜間走るわけでもないだけれど、やはり山で暗闇を照らす頼もしいヘッドライトとして、PetzlのNaoが発売以来、ずっと気になっています。 センサーにより、手元と行く先で瞬間に調光を切り替える自動調光が素晴らしいのですが、問題は価格。 一般の…

雨ばかりの夏山シーズンも終わり、秋の紅葉は?

都内は連日の猛暑もひと段落し始めていますが、いつのまにか8月もまもなく終り、秋が近づいてきています。 それにしても、今年の夏は登山を趣味とするひとにとって、ひどい夏でした。 連休もお盆も、予報は雨かくもり、しかも雷を伴う豪雨などもあって、ス…

ダイソーのミニLEDライトを山小屋仕様に改造してみる

今回の山小屋泊りの山行では、夜8時が消灯となり、蚕小屋のような寝床は、たくさんのひとがひしめき合うように寝ることになります。 そんななか、夜間にトイレに行くにはヘッドライトを使うことになるわけですが、この明かりで多くの登山客を起してしまわな…

北岳~間ノ岳、3000mの稜線上のお花畑に出会う

今回の山行では、登る途中からたくさんの花を見ることができました。昨日の続きとして、小太郎分岐から間ノ岳に至るルートのご紹介と、北岳山荘から間ノ岳にピストン山行に出かけた際に、稜線上に絨毯のように咲いていたお花畑のことを書き記しておきます。 …

残念ですが「キタダケソウ」は見られませんでしたが花の備忘録です

今回の南アルプスへの山行では、森林限界を越える頃から多くのお花畑が出現し、色とりどりの花を咲かせていました。 山行の備忘録として、北岳周辺に咲いていた花たちを書き記しておきます。 右側前方に見える岩山が、めざす「北岳」(標高3193m)、富士山…