ディフェンダー給油口カバーの自作を検討する

需要と供給というものでしょうが、あんなぺらぺらのカバーを15,000円くらいで買うんだったら、いっそ自作でもしたほうがいいんじゃないかと思っています。

たとえば、こちらの給油口カバーが参考になりそうです。こちらはオール金属製のしっかりした商品なので価格もさらに高額です。

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こちらが構成パーツですが、枠とふたの二つ構成のアイデアをいただいて、プラ板で作れるね。
問題は、プラ板の枠をどうやってボディに固定するかですよ。

ボディの給油口の両サイドと上下部にL型ブラケットを取り付けて、枠板にボルトを通して、ブラケットに固定するか。盆休みの工作ってことで自作してみましょうかね。

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ディフェンダーの給油口カバーが15,000円とは

ディフェンダーの給油口カバーってのは、ニッチな商品ですがアイデアグッズですね。
以前は国内のショップにもあったりしたんですが、価格が4,5千円くらいで高いかったので、販売元と思われるdefendoorという海外のネットショップに注文して取り寄せていました。

UKドメインから見るに英国のお店かと思ったら、発送されたのはチェコプラハ中央郵便局でした。(過去にブログに書いています)ふつう向こうの商品というと、外装なし、挨拶状なしが当たり前のところが、ていねいに梱包され、買ってくれてありがとう的な手紙まで入っていました。そこでメールで到着の一報と感謝のメールを送ったら、他にもいろんな種類のカバーを取り揃えているからいつでも注文してね。とお返事をいただきました。

こちらがエアメールで届いた給油口カバーです。

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さて、それはさておき、数年前からこの販売店がなくなり、もう手に入れることができなくなっています。それを商機とみてか、近頃向こうで残っているカバーを買い集めてオークションに出品しているユーザが現れました。
5,000円台からスタートしていますが、どんどん入札が入っていき、ついには15,500円台で落札されるという状況。しかも、金額に糸目を付けないので全部購入したいという入札コメントまで入っている始末です。

これだったら、タピオカドリンクみたいに作れば儲かるかもしれませんね。でも、そんなに買うユーザはいないか・・・。こんなにお金を払うのなら、こんなもの工夫すれば自作できそうな気がします。

すでに取り付けているので不要ですが、容易に外れてなくならないように対策をしっかりせねばと思う今日この頃です。

 

ディフェンダー110をディーラー車検に出した雑感とか

とにかくディフェンダーというクルマをいい状態で乗るには、オーナーとして「自分でできることは自分でやる」を基本に、万一のときにはきちんとメンテナンスができる先を見つけることに尽きます。また、メンテにある程度の金を掛ける覚悟が必要です。

ディフェンダーというクルマをきちんと整備できるのは、このクルマを専門に扱っている専門店、もしくは正規ディーラーになると思いますが、専門知識を持った専門店やディーラーはそんなに多くありません。私は首都圏にいるので扱ってくれる専門店(旧車の四駆を整備してくれるショップなども含む)があります。

私の場合、いぜん乗っていたディフェンダー90(国内正規販売)がエンストの持病を抱えていたので、最初にディーラーに話しを入れたときに、経験豊富なメカさんに出会ったこと、それから、かれこれ10年来、ディーラーに任せています。

ディーラーにメンテを委ねる損得勘定(感情)

信頼度が高い
関東圏のショップから自社工場で直せない難病のディフェンダーやTDCI車も修理しているとのことで経験値が高い。古い(知った)メカニックさんがいたりするとなおよし。
私はショールームでコーヒーのんで待つなんてことはしません。任せるからには最低でも整備ピットを見学する、メカさんといっしょに点検させてもらうくらいの心構えが必要です。なお、整備の妨げにならない程度にしましょう。

工賃は一般なみ
工賃もディーラーで高い修理費を払わされたといううわさは本当のようで誤りがあります。工賃自体は格別高いことはありませんが、修理費が高くなるのは、一般工場と違ってディーラーはサードパーティパーツを使わないというところにあるようです。

パーツ代が高い

サードパーツなら半額なのにというところで価格差が出てきます。
しかし、サードパーティのパーツのなかには精度が悪かったりするものもあり、ディーラーに出すと、修理後の一定期間、交換パーツが原因の場合は無償修理保証があります。そのあたりを天秤に掛けて考える必要があります。

代車がすごくよい。文句なくいい。
ランドローバーで何度か車検出ししましたが、代車が国産車だったり、軽自動車だったりしたことは一度もありませんでした。いままで代車として借りたクルマは、フリーランダー、ディスコ4、レンジローバー、イヴォーク等自社のクルマです。ということで、今回の代車はイヴォーク、それもディーラーでナンバー付けたてのディーゼルフル装備車です。

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ディフェンダーというクルマに乗る以上、まずはきちんと整備してくれる、保証してくれる、周辺サービスも加味して、ディーラーも選択肢のひとつにすべきと思います。

 

ディフェンダーの車検、足回りに不具合がぞろそろ・・

予定では先週日曜日に車検上がりで引き取る予定になっていた、わがディフェンダー
不安に思っていた箇所はやはりしっかり修理対象として出てきました。

タイロッドエンドの劣化

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ハンドルを切って離合したところで、どか~んという衝撃音が出ていたので伝えたところ、タイロッドエンドの摩耗で動きが渋くなっているのが原因とのこと。ブーツは切れていないものの、交換してもらうことにしました。

右スイベルのガタつき大

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初の車検でいちばん心配していたところが、案の定というか指摘されてしまいました。
それもスイベル交換をしないとブレーキ制動でのブレが出て車検に通らないとのこと。

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ディーラー営業さん:
「片方だけ交換することになりますが、パーツ代で8万くらいかかりますが、どうしますか?」
わたし:

「直さなきゃ車検取れないのだから、やるしかないでしょ!。」

「両方ともオイル漏れやスイベルのサビつきがあるので、次の車検で左側なんてやってないで、この際、両方ともすっきりと新品交換してください。」
もう、頭のねじが外れてきました・・・。

リアAアームのボールジョイントのブーツやぶれ

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ということで初の車検では足回りでいろいろ出てきてしまいました。
しかも、現在、スイベルのパーツが一部国内欠品とのことでUKから空輸でオーダーしても国内に入るのはお盆寸前とのことで、お盆明けでの修理になるとのこと。

最終診断で全治1か月。
元気になって戻ってこいよ。お金のことは心配するな。俺もないけどなんとかなるさ。なるかなあ・・・。大汗;

 

 

 

車検準備でオプションパーツをノーマルに戻しました

初の車検に向けて、そのままでは通らないパーツの取り外しを行っています。
やはり、トップバッターはルーフに取り付けた補助灯です。むかしはこんなの取り付けたクルマをよく目にしましたが、いまは見かけなくなりましたね。取り外しを考慮してハーネスの位置がわかるようにしていたので、絶縁テープを取り外すことでかんたんに取り外しは終わりました。

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次にフロントグリルの補助灯を外しました。ヘッドライトのガードはねじで外れる仕様なのでそのまま出します。

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そして、純正ハンドルから交換したMOMOのステアリング、これも標準ハンドルに戻します。
取り換えのとき、純正ハンドルが抜けなくて四苦八苦したことを考えれば、ステアリングナットをゆるめて左右に引くとあっという間に抜けて終わりました。
これは仮合わせしたときの画像ですが、標準38cmのハンドルがいかに大きいかわかるでしょうか。
今回標準ハンドルに戻したところ、メーターパネルの視認障害になる部分なくなりました。また、ハンドル径が大きいことでずいぶん軽くなったものの、ハンドル操作量が大きくなり、お決まりのドアに腕が当たり始めました。やっぱり標準ハンドルはトラッキーですね。

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新型ディフェンダーについての雑感など

新型ディフェンダーのプロトタイプによるフィールドテストが進んでいるそうですね。ネットの記事によれば、2019年9月のフランクフルト・モーターショーが発表され、日本にはは2020年中頃の発売だそうです。
 新型ディフェンダー5ドアモデル

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プロトタイプから予想されるCG画像がこれみたいです。 四角いボディ以外はまったく別物ですね。先代の泥臭い、不器用で武骨なデザインが好きな私ですが、ここ最近の流線型のSUVに飽き飽きしている人たちに向けて期待できるかもしれません。

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運転席まわりになると、もうハイテク電子制御の今どきなクルマです。価格帯は600~1000万と予想されています。

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まあ時代のニーズに合わせて、ハイテク、安全、低燃費の高級SUVなっていくのでしょうね。
私としては、古臭い武骨なディフェンダーに乗り続けるものと思います。

ディフェンダー110にタコメーターを取り付けた雑感など

タコメーターを付けるために、既存3つのメーターのうち、抜くのは間違いなくいちばん右に設置してある時計だと思います。タコメーターを時計の跡地につけると、運転中の目線の軸線から右に動かすことんになります。また、MOMO等の社外ハンドルに変えた場合、径が小さいためにハンドルにメーターが遮られてしまいます。

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配線についても、ハーネスからの延長と新たな配線の取り回しが必要になります。標準はこんな配置になっていますが、燃料計と水温計はスモールランプが独立しているため、タコメーターには燃料計のスモールを流用し、移設する燃料計用にあらたにスモール配線を作ります。

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タコメーターの配線は以下の通り行いました。

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燃料計を左から右に移すとハーネスの長さが微妙に足らないので、以下のように平型端子を使った延長ケーブルを作成します。同じようにスモールランプ用のプラス、マイナスのケーブルを作ります。

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タコメーターの設置の勘所は、運転席下のECUから回転信号が出ているケーブル(黄色/ピンク)の見つけ出すことでしたが、見つけ出すのは意外とかんたんでした。基本は黄色ですがよくみるとピンクのラインが入っています。

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運転席下からタコメーターまでの配線引き込みですが、シフトからヒューズボックスを経由してハンドル下を通しメーターボックス右端から引き込む配線をいくつかやっているので、そのルートで引き込みました。タコメーターは標準で燃料計(3連メーターの左側)、中央に水温計、そして左側に燃料計を取り付けました。

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この配列にしてみてわかったのですが、タコメーター、燃料計はちょくちょく見ますが、水温計は故障以外はメーターの針に変化がないので、中央に燃料計、右側に水温計にするのがよいかもしれません。 

さて、タコメーターを取り付けた感想ですが、オーナーさんが異口同音に語られる「意外に回転を上げていなかった」という点については 当方も同感です。
そもそも鈍足なディフェンダーですが、それに加え、私のシフトチェンジが1600~1800くらいで行っていたので、2000回転くらいまで回してチェンジするのがよいということが、下のエンジン特性と数字上で出てきました。
また、4000回転まで回したらTd5エンジンは恐ろしく唸り声をあげて、心臓に悪いこと請け合いです。

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